ゥゥ~~~~~~~~~~
終わっちゃったよぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何がって?
そう、
SPY×FAMILY のアニメ第1クールです!
公式サイト様↓↓↓
本予告↓↓↓
こちら、少年ジャンプ+に掲載されている遠藤達哉先生の作品です。
漫画版もとても面白くて大人気なので知っている人も多いのではないでしょうか?
もちろん私も読ませてもらっているなんですがね……
いや、
アニメ版のクオリティえげつねぇな
アクションにも定評のある古橋一浩監督の作品らしく、スパイ活動や戦闘シーンがものすごくかっっっっっっっこいいのはもちろんなんです。
それに加え、この漫画の本質でもあるコメディ&感動もうまく映像に落とし込まれている…!
私も思わず漫画と見比べながら鑑賞してしまうほど、アニメ版もよかったんですよお……
まあ私が言うまでもなくスパイファミリーアニメ版の人気は高く、ツイッターなどでも話題になっていたのでほとんどの方がご存じかもしれませんが、実は第2クールも決定しています!!!
いやあ、いまからもうわっくわくですねえ!
ですが、2クール目が始まる前にやることがありますよね。
そう、第1クールの採点です。
というわけで、いきなりですが今回は「お前、何様?」目線で第1クールのアニメ表現を採点していきたいと思います(ストーリー採点ではないよ!)。
すべて私の主観的採点ですのであしからず…!
MISSION:1 オペレーション〈梟ストリクス〉:95/100点
黄昏かっけぇぇぇーーーーー!!!
さすが古橋監督と言わざるをえないアクションシーンのかっこよさ!!!
しかも原作の漫画的表現が目立つ部分を違和感なく、また論理的に構成している点が〇(例えば、エドガーが持て居る銃をさり気に手から落とすシーンなど)。
さらに、スパイミッションという非日常のかっこよさは残しつつも、子育てという共感されやすい部分をとても分かりやすく表現している。
そして、最もいい部分は、かくれんぼぉぉぉぉぉーーーーーー!!!!!
アーニャと父のかくれんぼシーンは漫画版ではかなりあっさり小さめに描かれているのだが、アニメ版では印象に残るくらいに枠がとってある。
そのおかげで、エドガー達を倒した後にアーニャを見つけるシーンでは、「アーニャが父に見つかる」という点が漫画版よりも強調されているのだ。
う、うわああああ~~~~~~!!!!!
そう、どんなところにいても、
父は必ず見つけてくれるんだよアーニャ!!!!!
と第一話はやはりかなり最高なのだが、ギャグ部分のテンポはもう少しだけ良くなりそうだなあと思ったのでそこはマイナス。
しかし第一クールの話の中では絶対に上位に入る話だろう。
MISSION:2 妻役を確保せよ:95/100点
はあ~~~~~~ヨルさんキャワイイイ~~~~~~~~
MISSION:2ではヨルさんの戦闘シーンもかっこいいし、フランキーが任務に参加する際の会話も好きだ。
とくにプロポーズシーンは洋画っぽくてとてもいい。
しかしながら、MISSION:1でも述べたようにところどころテンポの悪さがあることは否めない。
もうちょっと改善できそうだなあということでMISSION:1と同様にマイナス5点。
が、やっぱりかわいいよヨルさん。かわいい。
MISSION:3 受験対策をせよ:80/100点
やっと父、母、子どもの「家族」となったMISSION:3。
スパイ「ファミリー」の話がここからやっと始まるわけだが、
フォージャー家すごいかわいい。
家のシーンでは段ボールの開ける速度や質問への回答など、アニメオならではの表現でヨルさんの特徴が表現されているのもよい。
お出かけの理由としてヨルさんの服に関するエピソードやフォージャー家の家族写真のエピソードを違和感なく入れる点はとてもよかった。
一方わかりやすくするためにロイドのセリフが増えたりしているのだが、できれば言葉での説明ではなく仕草や表情等の見せ方で表現してほしかった。
また、細かい点だがひったくりの「とりあえずうまいもんでも食いに―――」は喋っているシーンなのに口が動いていなかったりと、細かい部分で気になる点も少々あったのでそこはマイナス。
でもアーニャの「くさいめし、だ!」の部分がかわいかったので無問題。
MISSION:4 名門校面接試験:100/100点
この話めちゃくちゃ好き!!!!!
よりわかりやすい言葉遣いや省略の仕方などMISSION:4ではよくできていた。
また、ヨルさんの戦闘シーンもかっこよくまとめられていた。
さらに面接で中傷されたシーンなどでは、セリフのタイミング、ヨルさんが立つタイミング、声優さんの声の使い方など、すんごくよかった。
というわけで話のまとめ方、戦闘シーン、ギャグシーン、感動シーン、全体としてすんごくよかった回でした!!!!!!!!!
MISSION:5 合否の行方:85/100点
個人的にはすごく好きな回。
特に城シーンはとてもわくわくするアニメオリジナルで、案としては最高だと思ってる。
ただし、オリジナルのいい面が出た一方で悪い部分も出てしまったと言える。
いい部分はもちろん華やかな黄昏のアクションがわくわくするアニメーションで見れたこと。これはもう言うまでもないだろう。
一方で悪い点は、やはりキャラの理解度が原作よりも落ちてしまった部分だろう。
全体の流れとしてはとても良かったが、細かなキャラの動きや表情が遠藤先生ではこうしなかっただろうなあとところどころ思ってしまう出来となっていた。
でもアクションシーンはとんでもなく素晴らしい出来なので個人的には大好きな回である。
あとフランキーのキャラがとてもよくたっていていい。
MISSION:6 ナカヨシ作戦:95/100点
ダミアニャ好きにはたまらん回ですな。
もちろん前半の制服アーニャも可愛すぎるし、誘拐騒ぎではヨルさんの母としてのかっこよさでもう涙出そうになる(実際出た)。
欲を言えば、仕立て屋さんのセリフの持っていきかたやP暗号の部分のロイドの表情など、もう少し原作寄りのイメージにできたんじゃないかなあとは思う。
そして後半のダミアニャ。
ここはマジですき。
めっちゃ作画もいいし、漫画の勢いもそのまま表現されていた。
あとダミアンが殴られた時のほか三人の表情めちゃすき。
そしてダミアンの立場をわかりやすくするために、集合写真でダミアンを一人にするというアニメオリジナルも悪くない。
MISSION:7 標的ターゲットの次男:95/100点
この回もダミアニャ好きにはたまらん回ですな!!!
また、ロイドが度を越えた親ばかっぽくていいエピソードでもある。
まあなんといってもアーニャの泣き顔がかわいすぎる。
ダミアンから見たアーニャの顔が全部美化されてるのもすごい好き。
個人的には、この回のダミアンが恋に落ちるシーンはとても好きなのだが、もう少しギャグ寄りのエフェクトでもよかったかなあとは思う。
まあ原作にかなり忠実に再現しようとした感じだし、とても良いと言える。
あとは謝ったアーニャに対し「よく謝った…!」って顔するロイド完全に父親の顔だよね好き…!!
それにアーニャに布団をかけるシーンでは布団のかけ方やアーニャを見つめる表情がもういいよね…!!
本当の家族が居たら???もうそうなってるよ……!!!
MISSION:8 対秘密警察偽装作戦:75/100点
ロイヨルかわいいねとってもかわいいようふふ。
ただ、ユーリの紹介となる秘密警察での仕事部分では、もう少しほの暗く暗示するようなカメラアングルでもよかったかなあとは思う。
また、ギャグ部分はもう少し良くなりそうなだなあという印象。やっぱりギャグ部分の勢いをアニメで表現するのって難しそうものなんだろうな…
MISSION:9 ラブラブを見せつけよ:95/100点
ロッティーーーーーーー!!!
アニメオリジナルの表現がとてもよくできてる回だね!!!
やはりアクション表現がうまいだけあって吹っ飛ばされるナイフやユーリの表現がよかった。
欲を言えばナイフは固定カメラではなくナイフ目線も見てみたかったけど、ユーリが吹っ飛ばされて持ってきたバラが散る部分はすごく好き。
あと、ユーリの回想の入り方すごい好きww
そしてヨルさんを試す後半もすごい好きだし、この後半のフランキーすんごいタイプで困る。
そしてそして「結婚相手がロイドさんでよかったです」と言われた後のロイドの顔~~~~~~
二人の寄り添う影といい、ロイヨルの距離がいい感じに表されててよかった……!
MISSION:10 ドッジボール大作戦:70/100点
ペンギンパークで終わらせるためなんだろうが、この話を少々引き延ばしすぎた感は否めなかった。
ヨルさんのかっこよさは増しましなのだがいろいろなオマージュを含んだ他のオリジナル部分はちょっと…
アーニャが投げるところの作画はすごくかっこかわいかったよ。
MISSION:11 〈星ステラ〉:60/100点
んーーー…ちょっとテンポの悪さを感じた回だった…かな?
プールで助けるシーンなどの作画はよかったんだが、その他のシーンの流れとテンポはもっとよくできたように思う。
アーニャの想像でみんなの吹き替えをアーニャがやる部分はすごい好き。
そしてボンドへとつながる導入は原作通り…
いやあ第2クールが楽しみ!!
MISSION:12 ペンギンパーク:80/100点
なかよし家族作戦!!!キャワ!!!!!
しかし、内容としては、うん、うーん、まあ、悪くはなかった、ってくらい。
残念ながら、第1クール最後の話にもかかわらず、話の盛り上がりがうまくできていないかったように思う。
せっかくの最終話だったので、ロイドのかっこよさ(とくにペンギンの餌やり)、ヨルさんのかっこよさ(犯人を倒すシーン)、そしてアーニャの頑張りをよりフォーカスした作りにするのはもちろん、最後は仲良しコメディ感をもう少し強くだしてほしかったなあという感想。
まあ、これまでを見る限りほのぼの回やコメディ回はなかなか難しい部分があるようだ。
全体を通して:90/100点
全体として、漫画のコマ割りと違い右から左への流れを中心にキャラの向きや配置などが作られていて、よく練られているなあという印象。
MISSION10以降が少々尻つぼみに感じてしまった出来ではあったが、全体を通してアクション、コメディの両方をよく表現できていたように思う。
また、キャラの内面に関する表情等での表現も個人的にはかなり好きなほうだ。
キャラの内面がどんどん深掘りされる第2クール。
アクションシーンに関してはおそらく期待通りのものになるだろうが、キャラたちの心の変化をどれだけうまく表現できるのか、今から大注目である。
あーーーーーー第2クール楽しみ!!!!!
『SPY×FAMILY』オープニングの考察・解釈はこちら↓↓
『SPY×FAMILY』エンディングの考察・解釈はこちら↓↓